コンセプト | 山口県萩市の堀設計事務所





当然の事ですが、自然の光・風は位置・方角・時間等により異なります。
それぞれの敷地条件を十分に考慮し、適切な位置に適切な量の採光・通風を設けることで、その土地の気候風土にあった快適で健康な住環境がつくりだせると考えます。
木・土・紙・石などは日本で長い間建築材料として使われ続けています。それは、身近に存在する材料といった理由の他に、高温多湿である日本の気候に対して有効な「調湿・消臭・香り・ぬくもり」といった素材の力を持っているからです。
また、環境問題について議論される現在では、なるべく自然に還る材料をお薦めすることも今日の我々の責務のひとつと考えます。
その土地で育った木材は土地の気候風土をよく知っています。
そのような材料を使うことは人に優しいばかりでなく建物にも優しく、きちんと使ってあげれば建物の高寿命化にもつながります。
 また、地域の森林を守り、育てることにもつながり、環境にもやさしい建物になると考えます。
建物は、個人の所有物であると同時に地域の景観をつくる大切な役割も担っています。
まわりの建物等によって形成される景観を大切にして、「変わるべきもの」「維持していくもの」を的確に判断し、後世に伝えていくことも我々の大切な仕事と考えます。
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